2013/08/11

9steps



思ったことは書かないと、すぐに忘れてしまう。
最近人の話をレコードするばかりで、自分の考えを忘れてきた。
それはちょっと怖いから、雑でもいいから、沢山残そうと思った。

このブログを始めて四ヶ月。
色んなことがあったのだけど、一番最近強く感じたことは「結婚」って素晴らしいということ。
きっかけは「幼なじみの結婚式に参加して」という、とてもとてもベタでありふれた出来事なのだけど、
本当に素晴らしいと思ったので、ベタでも良いので書き残しておこうと思う。

主役である新郎新婦の絆の深さに感動するのは想像していた。
また、子供を育てきった両親の心境に切なさを感じるも解っていた。
だけど、盲点だったのは、新婦のおじいさん、おばあさん!

披露宴でのお色直しの時に、新婦がおじいさん、おばあさんに手を引かれ退場する際、
本当に笑顔で嬉しそうにしながら新婦の手を引き退場していた。
そのシーンを見て、自分の生んだ子供の子供の結婚式に参加する心境というのはどのようなものなのだろうか?!
とドキドキした。
もう、想像がつかない!
想像がつかないから、とりあえず冒頭の図を書いてみた。
そしたら、今の私から9段階先のお話なんだよね。

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1.本人が一人前になる。
2.パートナーを見つける。
3.一緒に暮らす。

4.子供が一人前になる。
5.子供がパートナーを見つける。
6.一緒に暮らす。

7.孫が一人前になる。
8.孫がパートナーを見つける。
9.一緒に暮らす。
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人生の楽しみとか喜びを「表現」という一点に絞りまくっていた私にとって物凄い発見。
1人の実力で追求する1本道では無く、
様々な人々が、コントロール不可能、
予測不可能の出来事によって、作り出す道が存在すること。
何となく知ってるつもりだったけど、目の当たりにして凄みを肌で感じた。

今、六本木でLOVE展がやっている。
古今東西の様々な愛のカタチを表現した作品を集めた展覧会だ。

だけど、その結婚式で見た光景は、六本木にあるどの作品よりも感動してしまった。
美しい女性になった孫の手を引く昔は恋人同士だった2人。
しわくちゃの笑顔を来場者全員に振りまきながら、両手ピースで堂々と歩く2人。

一体どんな心境なのだろう、その領域にいつか辿り着きたい。
多くの人々の幸せをクリエイトする「結婚」って素晴らしい。素直にそう思った。
素敵な気持ちをありがとう、おめでとう。



2013/05/04

Discontinuation of the project



簡単に誰でもプロジェクトを始められる時代だからこそ、
沢山中止も生まれている。
プロジェクトの中止を知らせるニュースがチラホラ目に入る。
インターネットのせいでプロジェクトの進捗は世界中から丸見えになっている。
特に多くの人々に協力を仰いでしまった場合は尚更だ。
失敗しても揉み消せない、ごまかせない。
いかに忘れてもらうかではなく、正直な失敗の表現が必要かも。

自身のせいではなく、世の中の事情で終わるケース。
巻尺つきiPhoneケース「iConvex」開発中止、支援者へは全額返金
▶http://japanese.engadget.com/2013/05/01/iconvex-canceled/



感情や事情、デリケートな問題で。
『CAMPFIRE』を利用しての「『ムショ医"続編”の制作費を募ろう』プロジェクト」は「中止」させて頂く事になりました。
▶http://mangaonweb.com/creatorDiarypage.do?cn=30048&dn=36747





映画も大変なプロジェクト。



下記は中止になりかけたけれど、なんとかしたお話、すごい。
クラウドファンディング方式の落とし穴に危うくはまりかけた衣料品のECサイト「Flint and Tinder」
▶http://netconcierge.jp/blog/2013/04/ecflint-and-tinder.html?buffer_share=3d111&utm_source=buffer&utm_medium=twitter&utm_campaign=Buffer%253A%252Bfladdict%252Bon%252Btwitter


このツイートまとめ、物凄く興味深かった。
楽しんで丸太橋を渡れる人にしか、自主プロジェクトを始める資格はないと思った。
現役作家の、プロを辞める理由が他人事に思えない件
▶http://togetter.com/li/489783




色々見てて、「峠は越えたって終わらない道は死ぬまで続くよ〜」と歌うglobe FACEを思い出した。
峠は数えきれないくらいあるけど、死ぬまで道はあるなら好きに進めばいいかなと思いました。

参考/globe FACE ::::: 峠は越えたって終わらない道は死ぬまで続くよ〜

2013/05/01

相対性理論のバーモントキッス、いつか来る



いつかこの日が来るかも、
もうすぐ来るかも。最近よく思う。

2013/04/30

Compagnie Off / The Giraffes – Animal Operetta



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六本木ヒルズ10周年という大きな区切りにおける「文化都心」としての発信。
日本では他に類を見ない、
六本木ヒルズならではの屋外のオープンスペースを活用したアートプログラムを採用することで、
都市の中で文化的刺激に触れることの素晴らしさを体感してもらう。(=LOVE TOKYO)
また、このアートプログラムに近隣の子どもたちも参加してもらい、
未来を担う子どもたちに生きた学びと経験の場を提供していきたい。
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六本木に現れたCompagnie Off / The Giraffes – Animal Operetta
これ見たかったな、昨日で終わりのようで残念。

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▶プレスリリース
■見どころ
高さ・大きさ / 全長8mのキリン、大掛かりな装置
華やかな演出 / 音と紙ふぶき、照明、スモークなど
観客との近さ / 愛らしいキャラ、観客との一体感
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ところで、プレスリリースでアート作品を頑張って説明して、ぎくしゃくしている文章をよくみる。
説明するととたんに薄っぺらくなる感じ、面白くて好きだな。
説明できなくて見に行かなきゃいけないから素敵なのだろうに。
社会のお仕事にアートを持ち込む為には、そうはいかないのが伝わってくる。

▶Compagnie Off WEB
フィリップ・フレスロン(カンパニーオフ代表・演出家)により、1986年フランスのトゥールに設立。

また、フランスで大掛かりなパフォーマンス集団、ということで、ロワイヤル・ド・リュクス(Royal de Luxe)を連想した。
▶Royal de Luxe WEB
ジャン=リュック・クールクー(Jean-Luc Courcoult)が1979年、南仏・エクサンプロヴァンスに設立したパフォーマンス集団(大道芸劇団)。




こちらは街全体を使うのでもっと大掛かり。
フランスはこういう大掛かりな装置でパフォーマンスやる文化が昔からあるのかな。
日本も文楽でめちゃくちゃデカくやる人現れないかな。



それとも、日本はねぶたか?




2013/04/29

Coci la elle(コシラエル)



画像で一目惚れして、見に行こうと思って見に行けなかったCoci la elle(コシラエル)の展示。
ECサイトができてたみたい。http://store.cocilaelle.com/
いつでも買えるインターネットはすばらしい。
一見フランス風で、日本語のユニット名がかわいい。
▶Coci la elle(コシラエル)

My Little Dead Dick 覗きたくなる時





季節の変わり目になると見たくなる写真集があります。
▶My Little Dead Dick http://littlemore.bccks.jp/?more=1#B17164,N0

これは何の写真集かというと、あるカップルの旅行ポートレート写真。
そう言ってしまうとそれまでの写真集なのだけど、見ているととても苦しくなる。
何故かはまだ言語化できない。だからいいのだろうな。

▶参考 PING MAG記事
http://pingmag.jp/jp/2008/07/04/the-death-of-my-little-dead-dick/


▶ちなみにパトリック•ツアイのWEBとても可愛い
http://www.hellopatpat.com/

Marcel Duchamp / Anemic Cinema(1926)







マルセル・デュシャンの制作したグラフィック素敵だなぁ。
と、ずっと思っていたのだけど、どうやら映像もあるみたい、そしてメッセージも。




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参考▶http://mooken.jimdo.com/2012/10/28/anemic-cinema-1926/

便器を出展したエピソードが有名な、「泉」のマルセル・デュシャン制作による純粋映画。
何も考えずに見てしまうとなんてことはない映像ではあるが、
単純な円の塊が、時に螺旋状に見え、時には立体感を持っているように感じられる、非常にトリッキーな映像。
オチやストーリーらしきものを重視しているわけではないので、
現代の、GIF動画の感覚に近いのかもしれない。
また、ときおり出てくる文字は下記のような意味不明のダジャレのようなものであったという。

"Bains de gros thé pour grains de beauté sans trop de bengué."
「ほくろ用の濃い茶の風呂、余分なベンゲイ鎮静軟膏必要なし。」
(ベンゲイ鎮静軟膏(BenGay)は、フランスで、ジュール・ベンゲ博士によって発明された。)

"L'enfant qui tète est un souffleur de chair chaude et n'aime pas le chou-fleur de serre-chaude."
「乳を飲む子供は熱い肉の息を吹きかける者であり、温室のカリフラワーは好きではない。」

"Si je te donne un sou me donneras-tu une paire de ciseaux?"
「一スーあげるから、はさみ一丁おくれ。」

"On demande des moustiques domestiques (demi-stock) pour la cure d'azote sur la côte d'azur."
「コート・ダジュールの窒素療法のために(半在庫品の)家蚊を必要とする。」

"Inceste ou passion a coups trop de famille, à coups trop tirés."
「近親相姦あるいは家族の受難、非常に仲の悪い間柄で。」

"Esquivons les ecchymoses des Esquimaux aux mots exquis."
「洗練された語を持つエスキモーの青あざを巧みに避けよう。」

"Avez-vous déjà mis la moëlle de l'épée dans le poêle de l'aimée?"
「あなたの愛人のストーブに剣の髄を置いたことがあるか。」

"Parmi nos articles de quinquillerie par essence, nous recommandons le robinet qui s'arrête de couloir quand on ne l'ecoute pas."
「怠け者の金物屋のわれらが、品物の中でも、耳を傾けなければ流れが止まる水道の蛇口を推薦する。」

"L'aspirant habite Javel et moi j'avais l'habite en spirale."
「志願者はジャヴェルに住み、私は螺旋形のペニスを持っていた。」

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「意味不明のダジャレ」ってもはやダジャレではないね。
でもデュシャンが考えていた本当のイメージ伝わりました。
ただのキレイな模様では無かったのだね。

EMPORIO ARMANI FOR ELLE JAPAN MAY 2013








美容室でたまたま渡されたELLE
そこに載っていた EMPORIO ARMANIのお洋服に目を惹かれた。
グリッチ的な模様と幾何学模様の雰囲気がとても可愛い。

http://www.armani.com/jp/emporioarmani
でも、公式サイトで調べてみると高級感あり過ぎで、渋くて、可愛いとは思えなかった。
スタイリスト、メイク、撮影、モデル、編集
プロ雑誌のクリエイティブパワーを感じました。

あと、ARMANI、今まで意識したこと無かったからついでに調べてみたら、
ものすごい種類のブランドがあるのね。

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主なブランドとその事業
■ファッション
GIORGIO ARMANI - メインブランド
GIORGIO ARMANI COSMETICS - 化粧品・香水
GIORGIO ARMANI PRIVE - オートクチュールライン
GIORGIO ARMANI HANDMADE TO MEASURE - オーダーメイドライン
EMPORIO ARMANI - セカンドライン
EA7 - エンポリオ・アルマーニのスポーツライン
ARMANI COLLEZIONI - ディフュージョンライン
米国内では、MANIといったラインも存在する。
ARMANI JEANS - カジュアルライン
ARMANI EXCHANGE - カジュアルライン・ライセンス商品
ARMANI JUNIOR - 子供服
ARMANI BABY - 子供服

■インテリア
ARMANI CASA -リゾート・レストラン・ドルチェ(菓子)
ARMANI NOBU - ミラノにレストランを出店している。
ARMANI RISTORANTE - 東京、ニューヨークにレストランを出店している。
ARMANI DOLCI - ミラノ、ミュンヘン、香港、東京、上海、ドバイ、ニューヨークに出店し、チョコレート商品を主に展開する。
EMPORIO ARMANI CAFFE - ミラノ、ロンドン、パリ、ニューヨーク、サンフランシスコなどにカフェを出店している。
ARMANI BAR - ミラノ、香港にあるバー。
ARMANI HOTELS AND RESORTS - 2010年4月27日ドバイに開業した。
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一個くらい体験してみたいね、ARMANI。


2013/04/28

新しいブログ始めるよ



2009、23才
2010、24才
2011、25才
2012、26才

今、27才。どうやら社会人になって4年経ったみたい。
毎日勉強して、制作して、遊んでいた大学生活。
卒業した時に母親に
「たぶん今が一番面白かったなぁって思うようになるよ!社会は大変だよ!」
と意地悪な予言をされたものだが、
とんでもない。
毎日面白さのレベル数値がどんどん更新されていく。

次の4年はどうなるかな。
忘れないように新しいブログを始めてみます。